今年のお盆休みは8月7日(金)-8月16日(日)だった。
さすが住友重機械は大企業メーカーだけあって休みをしっかりとくれる。10日間の休みは6日を自分と妻の実家(東京と茨城)で過ごし、4日間は横須賀で過ごした。9月にBNCT学会で発表する予定なのだが、課題で忙しくあまり発表のための研究の進みはよくない。そのためこのお盆休み中もPHITSという放射線シミュレーションソフトでいろいろ計算をしていた。
6月に学会発表をすることが決まって、慌ててシミュレーションを始めたわけだが、なんせ初めてのことなので四苦八苦している。しかも通常の業務であるガンマ線計測に関する課題は普通に遂行しなければならないので、発表用の研究のための時間を見つけることが難しい。このお盆休みを使って少しだがじっくりと考えながら研究できたのは嬉しかった。今週はいつもの課題をやりながら、裏で技研のサーバーを使って計算をするつもりだ。そこそこ速いマシンなので数日で使えるデータがとれるはず。来週は発表資料を作りたいので、今週ちゃんとした計算結果が出ないと厳しい状況となる。
じっくり研究をする時間が取れないのが、なんとも企業の研究所っぽくて面白い。いろいろやることがあって充実していることは確かだ。