高校卒業してからずっとアメリカで物理を勉強してきた。今はPh.D.7年目。来年はさすがに卒業すると思われる。ついに就職を考える時がきた。どんな仕事をしたいか、日本に帰るかアメリカに残るか、真剣に悩んでいる。いつか自分と似た境遇に立たされた人の役に立てばと思い、自分の頭の中でグルグル回っているアイディア、それから就職活動に関して書いてみることにした。
Wednesday, September 25, 2013
今日は朝起きてSoft Condensed Matterのchapter2を読んだ。それから、オンラインで知り合った留学の先輩的存在であるマイミクさんと連絡とりあった。今度電話で相談受けてもらうことになった。
ボストンキャリアフォーラムのサイトをまた訪れてみた。相変わらず東レはリストに入っている。
http://www.toray.co.jp/saiyou/
今のところ、ここが一番気になる。物理のPh.D.を採用対象として特定しているのはここと他に数社だけだ。ここら辺で採用されなかったらアウトだと思われる。確実にoverqualifyな人材と思われるだろう。博士号が就職の足かせになるなんてたまに聞くけど、見方によってはそう見ることもできる。でも職種を考えると、研究したいなら博士は絶対だから、むしろ持ってて当然となる。仕事はなんでもいい、というなら確かに博士号持ってると扱い悪くなるかもしれんけど。修士でもできることを多めにお金払って博士にやらせるのは会社としてもうまい話ではない。我々は給料泥棒的な存在になってしまうな。
もしPh.D.をやろうかどうか迷っている人は、そういったことを考えたほうがいいみたいだ。自分のやりたいことが修士で十分ならあえて博士にいく必要はない。逆にバリバリの専門職に進みたいなら博士を全力でやったほうがいい。それで己れのスキルに磨きをかけて、自分の欲しい仕事をもらうのが一番だ。
俺はどうなんだろう。研究職がいいのか。それとも他にしたいことがあるのだろうか、と今朝学校までの道のりで考えた。
ボストンキャリアフォーラムのサイトをまた訪れてみた。相変わらず東レはリストに入っている。
http://www.toray.co.jp/saiyou/
今のところ、ここが一番気になる。物理のPh.D.を採用対象として特定しているのはここと他に数社だけだ。ここら辺で採用されなかったらアウトだと思われる。確実にoverqualifyな人材と思われるだろう。博士号が就職の足かせになるなんてたまに聞くけど、見方によってはそう見ることもできる。でも職種を考えると、研究したいなら博士は絶対だから、むしろ持ってて当然となる。仕事はなんでもいい、というなら確かに博士号持ってると扱い悪くなるかもしれんけど。修士でもできることを多めにお金払って博士にやらせるのは会社としてもうまい話ではない。我々は給料泥棒的な存在になってしまうな。
もしPh.D.をやろうかどうか迷っている人は、そういったことを考えたほうがいいみたいだ。自分のやりたいことが修士で十分ならあえて博士にいく必要はない。逆にバリバリの専門職に進みたいなら博士を全力でやったほうがいい。それで己れのスキルに磨きをかけて、自分の欲しい仕事をもらうのが一番だ。
俺はどうなんだろう。研究職がいいのか。それとも他にしたいことがあるのだろうか、と今朝学校までの道のりで考えた。
Tuesday, September 24, 2013
今日から就職に関して自分がやっていることをここに記録していこうと思う。「やること」の中にはどちらかというと「考えること」もたくさんあると思う。自分は物理屋だから考えることは仕事の重要な部分である。
就職する、と言っても敷かれたレールなんてものは存在しないので自分で設計していかないといけない。何をしたいか、はもちろんのこと、どこに住みたいか、も非常に重要な問題だ。アメリカに骨を埋める覚悟で高校卒業して留学したが、今は日本人の女性と結婚し、いずれは子供も生まれてくる。どこでどんな生活をしたいか、と考え始めると実は自分の仕事内容だけが人生で重要なものではないことに気づかされる。
仕事に絞ったとしても、日本の企業に就職したほうがいいのか、アメリカの企業に挑戦すべきなのか分からない。自分はアメリカに10年以上住んでいてコミュニケーションも大して問題はないし、博士号もいずれは取得するし、専門知識も豊富なので、アメリカで仕事を探すのは決して不可能ではない。
アメリカで働けるならとりあえずやってみるべきか、それとも日本の企業のほうが実は楽しく仕事できるのでないか、といろいろ想像してみる。技術大国である日本を支えている企業での研究・開発は決してアメリカのそれに劣るものではない。分野によっては日本の企業のほうが進んでいることだってある。自分にどんな環境でどんな仕事が向いているのか、経験がないため想像がつかない。だからいろいろエンジニアの書いているブログとかを読んだりする。知り合いに相談することも試みる。とりあえず全力で悩み行動して決断するのであれば、どんな結果になっても後悔することはないはず。そんな自分の姿をこのブログで綴って、いつか誰かの人生決断の助けになればと思う。
ということで、とりあえず今日の活動はこのブログを始めたことだ。まあアカウントは別の目的で作ってすぐに飽きて放り出したものを使っているけれど。
それから、これからSoft Condensed Matter by Richard Jonesを読み始める。ソフトマターという分野が好きなのでそのあたりの企業の研究チームで働いてみたいと考えているからだ。とりあえず最低限の基本知識は身につけておこうと思う。以前からポリマーの勉強はしたかったからちょうどいいし。今日はとりあえずそんな感じだ。
では、また明日。
就職する、と言っても敷かれたレールなんてものは存在しないので自分で設計していかないといけない。何をしたいか、はもちろんのこと、どこに住みたいか、も非常に重要な問題だ。アメリカに骨を埋める覚悟で高校卒業して留学したが、今は日本人の女性と結婚し、いずれは子供も生まれてくる。どこでどんな生活をしたいか、と考え始めると実は自分の仕事内容だけが人生で重要なものではないことに気づかされる。
仕事に絞ったとしても、日本の企業に就職したほうがいいのか、アメリカの企業に挑戦すべきなのか分からない。自分はアメリカに10年以上住んでいてコミュニケーションも大して問題はないし、博士号もいずれは取得するし、専門知識も豊富なので、アメリカで仕事を探すのは決して不可能ではない。
アメリカで働けるならとりあえずやってみるべきか、それとも日本の企業のほうが実は楽しく仕事できるのでないか、といろいろ想像してみる。技術大国である日本を支えている企業での研究・開発は決してアメリカのそれに劣るものではない。分野によっては日本の企業のほうが進んでいることだってある。自分にどんな環境でどんな仕事が向いているのか、経験がないため想像がつかない。だからいろいろエンジニアの書いているブログとかを読んだりする。知り合いに相談することも試みる。とりあえず全力で悩み行動して決断するのであれば、どんな結果になっても後悔することはないはず。そんな自分の姿をこのブログで綴って、いつか誰かの人生決断の助けになればと思う。
ということで、とりあえず今日の活動はこのブログを始めたことだ。まあアカウントは別の目的で作ってすぐに飽きて放り出したものを使っているけれど。
それから、これからSoft Condensed Matter by Richard Jonesを読み始める。ソフトマターという分野が好きなのでそのあたりの企業の研究チームで働いてみたいと考えているからだ。とりあえず最低限の基本知識は身につけておこうと思う。以前からポリマーの勉強はしたかったからちょうどいいし。今日はとりあえずそんな感じだ。
では、また明日。
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