Monday, October 28, 2013

デンソーのSPIテストを受検した

  • 日本語のテストだと勘違いして準備してたら直前になって英語のテストを受けなければならないと知って焦った。 

    日本語をけっこう勉強したんだけれど、そんな問題は全くでなかった。英語の問題もなし。 
    50分ひたすら確率やらの計算をやった。 
    問題自体は難しくないんだけれどとにかく時間が足りなかった。 
    しかもネットの接続が悪くてボケーと時間が過ぎていくのを待ったりしてひどい出来だったと思う。 
    30問あって20問解けたくらいかと思われる。 
    ありゃ満点取れるくらいに鍛えておかないと駄目なのか? 

    しかし何がひどかったって、設問が英語なんだけれど 
    明らかにネイティブじゃない人が数学の問題を作っていて 
    とにかく表現がまわりくどくて問題を理解するために 
    二度三度と読み直さなくてはならず 
    しかも情報を素早く得ることがとても難しかった。 
    同じような問題はGREとかでも散々見てきたから余裕のはずなんだけれど 
    とにかく文章がおそらくネイティブが書くものと比べて 
    倍くらい長いまどろっこしい表現で大変だった。 
    ちなみに日本語で練習したときはかなり速解できるようになったと思うのだが。 
    出題側の英語が下手でしかもネット接続が悪いって終わっているだろう、これ。 
    デンソーにちょっと呆れてしまった。 

    personality testというのもあったのだけれど、 
    こちらもなんじゃこりゃ、という英語表現が多すぎて気持ち悪かった。 
    なんかいかにも日本語を直訳した言い回しとかね。 
    まいったよ、ほんとに。 
    こんな形で精神的にダメージを与えてくるとは予想していなかった。 
    敬語と謙譲語が超難しい~とか言って勉強していたあの時間はなんだったのだろうか・・・。 

    これで選考結果がだめだったらバカバカしいと思う。 
    というかさすがにこれは時間の無駄が過ぎる気がする。 
    まあ性格診断のやつはどう使われるのかよくわからんから 
    何ともいえないけれど。 

    さて次は信越化学工業に研究概要を書いて送ることに集中しなくてはね。

Sunday, October 27, 2013

途中経過(1)

三菱電機に書類選考の段階で断られてしまった。 

履歴書・職歴書の内容が駄目だったのか。 
それともエントリーシートの内容が面白くなかったのか。 
せめて理由だけも教えてくれると助かるんだけれど 
なんか不安だけが増していくねぇ、この感じ。 
まあ志望動機が糞みたいな内容だったから 
(後で見直してなんじゃこれと自分で思った) 
たぶんそれで選考から漏れたのだと信じたい。 
昨日は東レに応募した。 
今俺の中で一番熱い企業だからどうしても面接にいきたい。 
後は祈るばかりですわい。 

安川電機:面接予約ゲット 
デンソー:webテストを受けねば 
三菱電機:書類選考にて落ちる 
東レ:返事待ち 
日立製作所:エントリーシート待ち 
パナソニック:返事待ち 

あと三社ほど化学系で応募します。 
それから車部品系の会社を一つ。 
化学系でうまくいきそうになかったら 
製薬系で研究職を探す予定。 
分子動力学シミュレーションとかやるのも楽しそうではある。 

本当は電機系もとても興味あるし 
物理専攻としてはいきやすい分野なんだけれど 
日本の電機系企業はオーバーワークが半端ないという 
情報を得たので躊躇している。 

化学系にすごい興味あるから、こんなことになるなら 
前もって化学を独学で極めておくべきだったと 
今更後悔しているところである。 
どうやら俺はPhysical chemistry(物理化学)という分野が 
好きだということに最近気づいたわけです。 
物理の俺が化学系のポジションにどこまで進めるかが見ものです。

Sunday, October 20, 2013

週末はエントリーシートと企業/業界研究して過ごす

ボストンキャリアフォーラムの準備のために週末はそこそこ忙しくしている。とりあえず今のところ二社ほど応募した。どちらも電機メーカー。2chというとても信憑性の薄い情報源によると日本の電機メーカーは労働時間が多いらしい。残業もいっぱいすると。比べて化学・素材メーカーはもっとまったりした雰囲気みたいだ。チームワークを大事にした楽しい仕事環境が多いらしい。自分の志望する二社もそうであって欲しい限りだ。

ちなみに志望する一社はある分野において世界一番らしい。ここ10年だか非常に上手な投資をして儲けている超優秀な企業だ。こういう先見力のある人たちが経営陣にいる企業に行きたいものだ。俺は基本的にどんな仕事も自分なりの拘りをもって楽しくこなすタイプだから何の分野の研究だろうと構わない。それよりもどうせ作るなら欲しがられるものを作りたいと思う。

もう一社も繊維・樹脂で日本で一番らしい。こっちも研究環境が揃った素晴らしい企業だ。どちらかの会社で拾ってもらえると嬉しいのだが、さてどうなるか。研究職をゲットするのは難しいらしいからね。

たとえ大手企業に内定もらっても研究職を約束されないなら興味はない。会社の都合と人事の判断で、他の職種にまわされてもちっとも嬉しくない。他のに従事しても面白いだろうけど、俺には研究職が合っていると思う。というかそれ以外を効率よくこなせる自信はない。煙たがられそうだし。

まあ日本の大手企業の研究所が駄目だったらアメリカで挑戦するしかないかなと考えている。アメリカだと即戦力を求められるから職種を特定して応募できるので就活しやすい。はっきりとPh.D.のみと表記されているポジションに応募すればいい。大学名と研究分野でそこそこ押しがきくかなぁと考えている。ビザの問題は重要だけれどね。でもできれば日本の企業で世界を相手にものづくりに励んでみたいものだ。なんか留学した者としての使命みたいのを感じる。勝手な思い込みだけれどそう思いたいからそう思っている。

ちなみにCFNウェブサイトで使う日本語履歴書はかなりの時間をかけて何度も手直しをしている。自分の能力や性格をいかに簡潔にうまく説明するかについて悩むのはけっこう楽しいものだ。就活は思っていた以上に楽しんでやれている。そろそろ面接のことも考えないとなぁ。

Tuesday, October 8, 2013

data scientist という職種の存在を知った。噂に聞くbig dataというやつを扱う連中のことらしい。今後10年で最もセクシーな仕事らしい。日本でもこれから10年人材不足に陥るらしい。アメリカでも。これからの経済をぐいぐい引っ張っていく人たちらしい。ファイナンスのquantsみたいなもんか?理系のスキルをビジネス界に持ち込んで理系的に問題を解く。quantitative analystsとか言ったりもするみたいだ。

データを扱うのは好きだ。この手の仕事にはとても興味ある。quantsの仕事にも興味はあった。業界というよりも仕事で使うスキルに興味があるといったほうが正しいか。そういうモチベーションの一番の問題は業界に興味が持てないことかも。結局ビジネスの世界だから、ビジネスして儲けることが重要。それは企業では当たり前といえば当たり前だが、分野が化学系のエンジニアになると急に心が弾む。ビジネスと言われると心が沈む。

どでかいデータからあれこれ情報を抽出して、それをもとに予測したり、またパターンを見出すのは面白いと思う。自分の処理したデータを基に今後あるビジネスはこうすべきだとアイディアを出すのも面白いと思う。自分の予測したことが世界を動かす感覚だもんな。

ビジネスの世界でも創造力は非常に重要だろう。新しいビジネスのあり方を考えるのがビッグデータを扱う人たちの仕事なのだろう。今までにない物の見方を要求される。そういう意味では科学と大差ない。

今はITの世界でかなり重要なものらしい。有名なweb appsとかではじゃんじゃん雇っているらしい。facebookとかtwittertとか。netflixなんかも。今後はIT企業のみならず、いろいろな企業がビッグデータをどうにかして利益に繋げようとする動きになるらしい。walmartなんかは先駆者のようだ。その手のコンサルタントの仕事もたくさんあるみたいだ。

すごく面白そうな仕事である。でもなんだろうか。給料もいいし今後めちゃくちゃ伸びる仕事。やることも十分面白いはず。でもやっぱり俺は企業で研究したいのかなぁと思う。同じくらいたくさん働くのに給料少ない。でも、できれば田舎の研究所でコツコツと5年後10年後、誰も考えつかなかったような物を創ってみたいと思う。もちろん1年単位でいろいろやってみたいが、最終的には自分の知識と技術を詰め込んだすげぇもんを創りたい。

きらびやかなスーツ着たビジネスの世界で働く理系の人間達。そういうのにいつも憧れの気持ちはあるだろうけど、俺には向いてないのかなぁと思う。そもそもtwitterもfacebookも興味持てないようじゃまずIT業界に気持ちがいってないのは明白だ。クラウドテクノロジーとかもどこ吹く風だ。スマートフォンもiPadも使わないし、俺のどこにIT要素があるんだ?とね。IBMがストックホルムの交通データを利用して交通渋滞を緩和する方法を考えたらしいけど、それはちょっと特殊なケースなのかな。

ちょっとビッグデータの噂を耳にして興奮したけど、考えれば考えるほど俺には合わない気がする。そもそも東京勤務とか嫌だし。できれば北海道に住みたいと思っているんだ、俺は。ということでデータサイエンティストへの夢はほぼ一日にして閉ざされた。

ちなみに確率論苦手だし統計学知らんしプログラミングも詳しくないし、あとよく噂に聞くgoogleとかmicrosoft系のクイズみたいな面接時の質問もさくっと答えられる賢さを俺は持ち合わせてないのだ。自分の強みは、辛抱強く徹底してきちんと仕事をこなすことにあると思っているから、それだけは大学からずっと崩さずに来た。どう考えてもスピードが要求される仕事は不向きである。能力不足甚だしい。そもそも物理やってると速く物事を考えることは勘違いに繋がる可能性が高い気がして、ある時から止めたんだよね。意識して。

残念だけどビジネスマンになってたくさん給料貰うという俺の思いは叶えられそうにないのであった。しょぼい給料で日本でやっていくのが一番のような気がする。どこぞの大企業の研究部署で。
ボストンキャリアフォーラムのためにホテルを探したが高すぎないところは全部埋まっている。確かに8千人もの日本人が一ヶ所に集まればそうなるか。学会の時も5千人以上の人間が一つの街に集まるからホテルが片っ端から埋まるしね。残るのはたいてい一泊200ドル以上という予算外の宿ばかり。

ということで飛行機でなく車で行くことにした。飛行機だったら家からホテルまでおそらく5時間もあれば行けるだろうけど、車だと10時間。10時間の運転はなかなか骨が折れるが奥さんも一緒に来たいみたいだから、まあなんとかなるだろう。一人だったら絶対に飛行機のほうがいいけど。まあ飛行機も待ち時間やら公共交通機関やらで結構な時間がかかるんだよね。それに街外れで宿を取るなら車しか方法ないし。

車の状態をみてもらったら、タイヤがヤバいって。あとうんちゃらベルトが(ACとかに必要なやつ)。修理費が600ドルもするけど、前回のstate inspectionのときに危ないから直せと忠告されていたパーツだから仕方ない。この修理も一応、就活の一部と言うのだろうか・・・?いや、違うな。

研究で忙しいから休みは金曜だけ取ろうと思っていたけれど、どうやら木曜も休みをとらないといけないみたいだ。日曜は夜中まで運転か。月曜は死ぬな、こりゃ。まあそれも、面接がうまくいった場合だが。失敗したら土曜で退散かもな。